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86・BRZチューニングカーレース
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サーキットシーズン到来!その前に・・・
2013/10/08(Tue)
御殿場の夜は寒いと感じるほどの陽気になりました。
車にも負担がかかる夏も終わりこれからがサーキット走行に
最適なシーズンです。
皆さんの中にも暑い夏の間にチューニングやサーキット走行対策を
済ませ、これからだぜー!とワクワクしている方もいるのでは?
そんな楽しみなサーキット走行!チョイトその前に
僕も走る度にいつも気にしている上手な86&BRZの走らせを
お勉強してみましう。
わかりやすいように極端な表現があるかもしれないよ。そこはご勘弁。
今回のネタは度々出てきますブレーキテクニックでございます。
86・BRZに限らずレクサスISFなんかでも同じようですよ。
レーシングテクニックを勉強すると必ず出てくるブレーキテクニック
一般的にレーシングブレーキングというとトップスピードから一気に
減速!
G-MAX?表現が正しいか分かりませんが一気にBペダルをタイヤ
ロック又はABSギリギリまで追い込むことが良いと僕も教わりました。
ところが86・BRZではこれは絶対にやってはいけない事なんです。
何故か?ハイテク?なABSが装備されているからです。
86達に装備されているABSはユニット内にGセンサーやPバルブ(前後配分)
が内蔵されています。ある一定以下のGや条件が整わないとリアブレー
キを作動させないようです。
簡単に説明すると、ABSプログラミングで決められた安全な状態まで
リアブレーキは本来の制動力は発生させない。フロントのみで制動させ
るよう設定されているようです。
ですから一般道で言うところのパニックブレーキの用なレーシングブレ
ーキをしてしまうとかえって制動距離が伸びてしまいます。
図1踏力イメージ図
一般的レーシングブレーキと86達のレーシングブレーキのイメージ図
図2、86理想的踏力で得られる制動力図
図3、86理想的踏力を超えた制動力図
各図にあるP1というポイントこれが今回の重要なところで
P1とはブレーキを開始し、ABSが安全だと判断してブレーキ圧を各キャリ
パーへ踏力の分流し出すポイント。つまりしっかり制動が得られまで
間があるわけです。しかし、図3のようにABSが安全だという領域から
超えた踏力でブレーキをかけると解放されぬまま制御が入り制動が
伸びてしまうのです。又、コーナー進入時、車両がノーズダイブしすぎ
る事でのアンダーの発生・・・などなど悪循環。
図はあくまでもイメージですからね。ですがこのような現象が発生して
います。
まとめ。 このことによって、
ドライバーはブレーキの突っ込み過ぎなパニックブレーキは厳禁。
車は・・・フロント同様リアブレーキSETがポイントですね。
パットには初期制動の強いもの・後半立ち上り制動のものと色々ありま
す。そのへんを考え選ぶのも良いですね。
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車にも負担がかかる夏も終わりこれからがサーキット走行に
最適なシーズンです。
皆さんの中にも暑い夏の間にチューニングやサーキット走行対策を
済ませ、これからだぜー!とワクワクしている方もいるのでは?
そんな楽しみなサーキット走行!チョイトその前に
僕も走る度にいつも気にしている上手な86&BRZの走らせを
お勉強してみましう。
わかりやすいように極端な表現があるかもしれないよ。そこはご勘弁。
今回のネタは度々出てきますブレーキテクニックでございます。
86・BRZに限らずレクサスISFなんかでも同じようですよ。
レーシングテクニックを勉強すると必ず出てくるブレーキテクニック
一般的にレーシングブレーキングというとトップスピードから一気に
減速!
G-MAX?表現が正しいか分かりませんが一気にBペダルをタイヤ
ロック又はABSギリギリまで追い込むことが良いと僕も教わりました。
ところが86・BRZではこれは絶対にやってはいけない事なんです。
何故か?ハイテク?なABSが装備されているからです。
86達に装備されているABSはユニット内にGセンサーやPバルブ(前後配分)
が内蔵されています。ある一定以下のGや条件が整わないとリアブレー
キを作動させないようです。
簡単に説明すると、ABSプログラミングで決められた安全な状態まで
リアブレーキは本来の制動力は発生させない。フロントのみで制動させ
るよう設定されているようです。
ですから一般道で言うところのパニックブレーキの用なレーシングブレ
ーキをしてしまうとかえって制動距離が伸びてしまいます。
図1踏力イメージ図
一般的レーシングブレーキと86達のレーシングブレーキのイメージ図
図2、86理想的踏力で得られる制動力図
図3、86理想的踏力を超えた制動力図
各図にあるP1というポイントこれが今回の重要なところで
P1とはブレーキを開始し、ABSが安全だと判断してブレーキ圧を各キャリ
パーへ踏力の分流し出すポイント。つまりしっかり制動が得られまで
間があるわけです。しかし、図3のようにABSが安全だという領域から
超えた踏力でブレーキをかけると解放されぬまま制御が入り制動が
伸びてしまうのです。又、コーナー進入時、車両がノーズダイブしすぎ
る事でのアンダーの発生・・・などなど悪循環。
図はあくまでもイメージですからね。ですがこのような現象が発生して
います。
まとめ。 このことによって、
ドライバーはブレーキの突っ込み過ぎなパニックブレーキは厳禁。
車は・・・フロント同様リアブレーキSETがポイントですね。
パットには初期制動の強いもの・後半立ち上り制動のものと色々ありま
す。そのへんを考え選ぶのも良いですね。