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86・BRZチューニングカーレース
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2015スーパー耐久第2戦SUGO
2015/06/02(Tue)
開幕戦入賞と、勢いが付き迎えた第2戦SUGOは天候にも恵まれ、木・金曜と順調な滑り出しとなりました。
このコースは長い直線・アップダウン・高速コーナーとマシンのトータルバランスが重要なコースです。
このSUGOは、後に行われる第3戦富士や鈴鹿など各車との戦闘力の差を見る事が出来るコースでも有ります。
2週間前の事前テストでは気温も低い事も有り1分33秒前半での周回を重ねる走りで
結果、レースウィークも木曜日のテストから略、サスペンションは車高バランスの調整程度で
手応えを感じました。
しかし、セットアップに拘ったのはECUのセッティングでしょうか?
通常S耐久車両を走らせる際はピットとの無線でやり取りをする為、無線のイヤホンをするのですが
私の場合は、エンジンの音を聞くイヤホンとECUのセッティング用パソコンを車両へ搭載し
ECUセッティングを行いながら走行しています。これは書くとそれ程の事と思われますが
速く走り、ストレートではパソコンを見て、空燃比は?点火時期は?エンジンの音は?と同時進行は
疲労度と集中力は3倍4倍です。
ここまでECUに拘ったのは勝チャンスと見たからでしょうか?それ程マシンは絶好調でした。
予選では86勢唯一の33秒台というタイムで予選を終えました。
私達の勝はまだまだ優勝では有りませんが自身の目標に勝つという事です。
この調整は土曜の予選前フリー走行まで続きました。たまに思います。プロは良いな〜。速く走れば・・・
でも、私自身、意外と好きでやっているんですけどね。予選時は走りだけなので解放間で最高です。
チームはと言うと2戦目という事で少し統制も取れて来たでしょうか?
今回注目なのはチームに花が来た事です。クロエリちゃんです。
ベテラン?本当に気が利く子でコスチュームを着るだけではなく、スタッフとなり、
裏方まで笑顔を絶やさずマネージャーも頑張ってくれました。
私と同様、彼女もレースクィーンとマネージャーと2足のワラジですね。
そう言うの大好きです。カレーと牛丼 寿司とすき焼き・・・
また太りました。
さて話はレースへ戻ります。ここで自身のSUGO攻略法を少し書いていきます。
このコースは下り登りとブレーキ時の姿勢が大きく2つ出来ます。
セットアップはオーバーでもアンダーでもいけません。ニュートラルが必要です。
ニュートラルとは何か?これが重要ですが簡単に言えばドライバーの操作次第では
オーバーもアンダーも作れるセットアップです。
これが作れれば苦労しませんが、ここは色んな86オーナーが居るショップの強みです。
お客様1人1人ニュートラルが違うドライバーの好みに合わせていれば
難しい話ではありません。
リアに荷重が乗り過ぎない事も重要です。
ではSUGOではマシンのセットとしては何処に合わせるか?何処が速いとタイムが出るか?
私は第3セクターと最終コーナーと考えます。第3はまさに高速のコーナリングの良さがタイムに出ます。
そして、最終はメインストレートの車速に大きく影響するコーナーです。
最終の侵入が良ければ前半セクションのコーナリングも吉です。
ちなみに55号車は木曜から終日にかけて第3セクターを19秒台で走行しています。
4クラスで19秒台は私達の車両だけだと記憶しています。
86攻略法としてはエンジンとECUのセッティングです。
今回決勝の結果こそ逃しましたが予選・決勝前半と私達に大きなマージンが有りました。
これによりここだけの話。噂も色々頂きましたが噂を頂く程、速かったと認めて頂いたという事です。
この速さの違いはそんなに不思議な事では無いと感じています。ここだけのの話ですよ。
常用回転数が違う事と最終の速さだけです。ルールでは使用回転数に制限は有りません。皆さんもご存じの通り
単純にはNAエンジンは高回転を使用する事が最も良いとされます。
しかし、回す=壊れるとなりますから耐久レースでは回さない。となります。
他の86チームの中には上限7500回転で走行しているそうですし、回してるチームでも8000回転が限度だそうです。
私たちは今回のSUGOでは8300回転まで使用しています。
それはタイムに違いが出ます。壊れるから回さないでは無く、回しても壊れない
OIL・エンジン組み付け・ECUセッティングです。オリジナルパーツもよく類似品で他のショップに
真似されますけど、ここだけは真似できないところです。
伊達に月に86エンジンを3基も4基も組んでません。
勿論、耐久ですから開幕戦前は心配も有りましたが茂木5時間・SUGOを終え、問題無しと確信しています。
これにより裏ストレートは1〜2キロ速く最終ーコーナーを伴うメインストレートでは約7〜8キロのスピード差のマージンを得られました。
S耐のステージこそ初年度のルーキーですが、やはり3年間86を、レースのレギュレーションを想定した
過剰なチューニングを行わない車両・商品開発が実った瞬間です。
ルーキーと言えば経験不足によりトラブルもSUGOでは発生しました。
S耐車両はフロントガラス以外はアクリル等に交換が可能です。私達の車両も当然交換されていますが
接着不足によりレース中飛んでしまいました。これによりセーフティカーが出るという
原因を作りご迷惑を掛けた事は反省です。リアバンパーは私のミスで失いました。
リアウィンドウを失う事は初の経験でしたがGTウィングの効果を失う事となります。
空気が乱れる事が原因です。ですがこのような状況でもレースとなると不思議とタイムが出るんですよね。
Aドライバー伊藤選手もここSUGOは得意なコースです。決勝では34秒台での走行も有り次戦FUJIの
ホームコースでも期待です。
と 言う事で 第2戦SUGOでは予選5位で、決勝は前半トップを快走するも交代後スピン接触となり無事完走の13位です。
現状を言うならば
車両はいつ勝ってもおかしくないが、チーム全体としてはまだまだ体力と経験不足です。
こんなルーキーチーム過去に有ったでしょうか?次戦FUJIにご期待ください。
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このコースは長い直線・アップダウン・高速コーナーとマシンのトータルバランスが重要なコースです。
このSUGOは、後に行われる第3戦富士や鈴鹿など各車との戦闘力の差を見る事が出来るコースでも有ります。
2週間前の事前テストでは気温も低い事も有り1分33秒前半での周回を重ねる走りで
結果、レースウィークも木曜日のテストから略、サスペンションは車高バランスの調整程度で
手応えを感じました。
しかし、セットアップに拘ったのはECUのセッティングでしょうか?
通常S耐久車両を走らせる際はピットとの無線でやり取りをする為、無線のイヤホンをするのですが
私の場合は、エンジンの音を聞くイヤホンとECUのセッティング用パソコンを車両へ搭載し
ECUセッティングを行いながら走行しています。これは書くとそれ程の事と思われますが
速く走り、ストレートではパソコンを見て、空燃比は?点火時期は?エンジンの音は?と同時進行は
疲労度と集中力は3倍4倍です。
ここまでECUに拘ったのは勝チャンスと見たからでしょうか?それ程マシンは絶好調でした。
予選では86勢唯一の33秒台というタイムで予選を終えました。
私達の勝はまだまだ優勝では有りませんが自身の目標に勝つという事です。
この調整は土曜の予選前フリー走行まで続きました。たまに思います。プロは良いな〜。速く走れば・・・
でも、私自身、意外と好きでやっているんですけどね。予選時は走りだけなので解放間で最高です。
チームはと言うと2戦目という事で少し統制も取れて来たでしょうか?
今回注目なのはチームに花が来た事です。クロエリちゃんです。
ベテラン?本当に気が利く子でコスチュームを着るだけではなく、スタッフとなり、
裏方まで笑顔を絶やさずマネージャーも頑張ってくれました。
私と同様、彼女もレースクィーンとマネージャーと2足のワラジですね。
そう言うの大好きです。カレーと牛丼 寿司とすき焼き・・・
また太りました。
さて話はレースへ戻ります。ここで自身のSUGO攻略法を少し書いていきます。
このコースは下り登りとブレーキ時の姿勢が大きく2つ出来ます。
セットアップはオーバーでもアンダーでもいけません。ニュートラルが必要です。
ニュートラルとは何か?これが重要ですが簡単に言えばドライバーの操作次第では
オーバーもアンダーも作れるセットアップです。
これが作れれば苦労しませんが、ここは色んな86オーナーが居るショップの強みです。
お客様1人1人ニュートラルが違うドライバーの好みに合わせていれば
難しい話ではありません。
リアに荷重が乗り過ぎない事も重要です。
ではSUGOではマシンのセットとしては何処に合わせるか?何処が速いとタイムが出るか?
私は第3セクターと最終コーナーと考えます。第3はまさに高速のコーナリングの良さがタイムに出ます。
そして、最終はメインストレートの車速に大きく影響するコーナーです。
最終の侵入が良ければ前半セクションのコーナリングも吉です。
ちなみに55号車は木曜から終日にかけて第3セクターを19秒台で走行しています。
4クラスで19秒台は私達の車両だけだと記憶しています。
86攻略法としてはエンジンとECUのセッティングです。
今回決勝の結果こそ逃しましたが予選・決勝前半と私達に大きなマージンが有りました。
これによりここだけの話。噂も色々頂きましたが噂を頂く程、速かったと認めて頂いたという事です。
この速さの違いはそんなに不思議な事では無いと感じています。ここだけのの話ですよ。
常用回転数が違う事と最終の速さだけです。ルールでは使用回転数に制限は有りません。皆さんもご存じの通り
単純にはNAエンジンは高回転を使用する事が最も良いとされます。
しかし、回す=壊れるとなりますから耐久レースでは回さない。となります。
他の86チームの中には上限7500回転で走行しているそうですし、回してるチームでも8000回転が限度だそうです。
私たちは今回のSUGOでは8300回転まで使用しています。
それはタイムに違いが出ます。壊れるから回さないでは無く、回しても壊れない
OIL・エンジン組み付け・ECUセッティングです。オリジナルパーツもよく類似品で他のショップに
真似されますけど、ここだけは真似できないところです。
伊達に月に86エンジンを3基も4基も組んでません。
勿論、耐久ですから開幕戦前は心配も有りましたが茂木5時間・SUGOを終え、問題無しと確信しています。
これにより裏ストレートは1〜2キロ速く最終ーコーナーを伴うメインストレートでは約7〜8キロのスピード差のマージンを得られました。
S耐のステージこそ初年度のルーキーですが、やはり3年間86を、レースのレギュレーションを想定した
過剰なチューニングを行わない車両・商品開発が実った瞬間です。
ルーキーと言えば経験不足によりトラブルもSUGOでは発生しました。
S耐車両はフロントガラス以外はアクリル等に交換が可能です。私達の車両も当然交換されていますが
接着不足によりレース中飛んでしまいました。これによりセーフティカーが出るという
原因を作りご迷惑を掛けた事は反省です。リアバンパーは私のミスで失いました。
リアウィンドウを失う事は初の経験でしたがGTウィングの効果を失う事となります。
空気が乱れる事が原因です。ですがこのような状況でもレースとなると不思議とタイムが出るんですよね。
Aドライバー伊藤選手もここSUGOは得意なコースです。決勝では34秒台での走行も有り次戦FUJIの
ホームコースでも期待です。
と 言う事で 第2戦SUGOでは予選5位で、決勝は前半トップを快走するも交代後スピン接触となり無事完走の13位です。
現状を言うならば
車両はいつ勝ってもおかしくないが、チーム全体としてはまだまだ体力と経験不足です。
こんなルーキーチーム過去に有ったでしょうか?次戦FUJIにご期待ください。